


ハクビシンは、中国大陸南部を中心に、マレーシアやインドネシアなどの東南アジア、インド、ネパールなどの南アジア、そして台湾、日本に生息しています。
日本に生息する唯一のジャコウネコ科の哺乳類で、外来種です。
額から鼻にかけて白い線があることが特徴で、頭胴長約61 - 66cm、尾長約40cm、体重2 - 3kg程度。
ネコのような体つきで鼻すじが長い。オスのほうがメスよりひと回り大きい。
植物食中心の雑食性で、果実、種子、小動物、鳥、鳥の卵などを食べ、中でも果実を好みます。
樹洞、タヌキなどの動物が使い古した巣穴などを棲みかにし、民家の床下・屋根裏などに棲み着くこともあります。夜行性で、昼間は住処に潜んでいます。
①甘い物を好む為、果樹園等の深刻な農業被害を与える。
②民家等の屋根裏に棲み着き、足音による騒音被害。
③糞尿による悪臭や、感染症等の生活被害。
※写真の出典 (社)日本ペストコントロール協会